「お話ボランティア」を一緒にしませんか？

「こんにちは！」と声をかけると笑顔が返ってきます。今日も楽しい半日がはじまります。
お話ボランティアを初めたのは傾聴ボランティア講座を受講し、誰かの役に立ちたいという思いが始まりです。以前に六甲病院の近くに住んでいた縁で連絡しましたら、飛び込みで未経験にもかかわらずボランティアを快く引き受けていただきました。
　本館３階の療養病棟に週１回ベッドの側に伺ってお喋りを楽しみます。昔の楽しかったこと、苦労話、家族の話、体調のことなどが多いですね。お話ができなくても、手をつなぎ合ってお互いの温もりを感じ合ったり、冗談を言って笑ったり、認知症の方のお話は気持ちに寄り添いながら耳を傾けます。
　患者さんの中には痛み、しんどさ、怖さ、１人でいる寂しさ、自分で動けない不自由さ、未来に対する不安等を抱えて病院で生活されている方も多くいらっしゃいます。
私は何も出来ませんが、一緒にいて少しの時間でも楽しく時が過ごせたらと思っています。
　帰るとき「また来てや」「気ぃつけてな」と言葉をかけてもらうと本当に嬉しいですね。人に役立つことをと始めたボランティアですが私自身の安らぎとなっています。
お話ボランティアを一緒にしませんか？

傾聴ボランティア　Ｎ・Ａ